気圧の変化による身体への影響

台風が来る前後で体調を崩す人が多いことから、今回は気圧に着目して身体との関係を考えてみます。

 

 


 

 

標準気圧というのがあって、1気圧=1013hpa(ヘクトパスカル)になります。気圧というのは、標高が上がるにしたがって下がっていきます。 10m高くなると、1hpa下がります。

富士山の頂上となると636hpa=0.64気圧、酸素濃度も同じように下がって高度0を100とすると頂上は64%程だそうです。 台風によって気圧が下がれば、少なからず酸素濃度も下がります。 もし960hpaくらいの強力な台風が来たとします。

 

標高に置き換えると500mほどの山の登山をしたのと同じことが平地に居ながら起こっていることになります。

 

気圧は刻々と変化していますので、簡単に言えば山を登ったり下りたりを繰り返していることと同じ状態なのです。若干ながら酸素濃度も上下しています。

運動中は休む時間が与えられますが、休む時間もなく変動する気圧の変化は、身体に大きな影響を与えているというのは容易に考えられます。 身体の状態が悪い人は、身体の体液(血液、リンパ、脳脊髄液)の循環・代謝が悪くなっていいます。

さらに気圧の変動により、身体に酸素が取り込めなくなってくるので、循環・代謝が滞っているところで栄養が足らなくなり、結果、不調をきたすと考えられます。

 

 


 

 

カイロプラクティック、さらにはSOTというテクニックでは、身体の体液を滞りなく循環させることを施術の目的としています。

循環・代謝が良くなれば身体の負担は確実に減ります。身体の回復もしやすくなりますし、不調も作りにくくなります。 台風の余波は通り過ぎた後も残っています。

 

不調が酷くなる前に、長引かないように、施術を受けみてはいかがですか?