緊張したとき、気持ちを落ち着かせようとするとき、皆さん深呼吸をすると思います。
深呼吸をすることが、副交感神経に働きかけ、カラダをリラックスさせる方向に働いてくれているのです。
「何か家でもやったほうがいいことありますか?」と、聞かれることがありますが、当院では施術を受けた後、ご自宅でやっていただくこととして、深呼吸をお願いしています。
カラダの元気な部分というのは、自然と回復していきやすいのですが、弱っていた部分というのは、元気な部分と比べて回復は緩やかになります。
まして日常生活に戻っていけば、仕事や家事などさまざまな負荷がカラダにかかってきます。余計に弱っている部分というのは回復していきにくいのです。
当院でやっていただいているのは、弱っていた部分に手を軽くのせていただいて深呼吸することで、弱っている部分の回復を手助けしてもらう役割があります。
弱っていた部分が回復してこないと、カラダの体調のレベルはなかなか安定してきません。
体調のレベルの安定は、症状の変化にも影響してきます。
カラダの状態は刻々と変化していますので、施術後ある場所で深呼吸してくださいと言っても、次回来たときは深呼吸してもらう場所が変わることがよくあります。
身体の状態に合わせてやっていただいています。
そしてもう一つ、深呼吸というと吸うことを頑張ってしまいがちですが、吸うより吐くことを意識してください。
吐いた分吸うのがポイントです。