臨床記録④

国の難病指定となっている「胸椎黄色靱帯骨化症」の患者様の変化を4日間記録させていただきました。

今回は4日目最終日です。

今回九州鹿児島から親戚の方のご紹介でいらっしゃいました。

 

当院は2階にあるため、階段を後ろから支えて押してもらいながら上がってきていたそうですが、

最終日は手すりを利用しながらですが1人で階段を登れました。

帰りも車まで50メートルほど歩いて乗り込んでいらっしゃいました。

 

歩きやすく、足に力も入るようになってきて、身体も楽でいられていると感想いただきました。

身体のむくみもとれてスッキリされていました。

手の挙上はかなり固まっていましたので、上がるようになるのは難しいかと思いましたが、

写真(下図)のように変化しました。

これは専門的にいえば身体の筋骨格的なバランスの問題だけでなく、

SB系へもアプローチしていったことが大きかったように思います。

 

リハビリも身体がきつくては上手くいきません。

痛い辛いが強い状況ではその部分の問題も一緒にアプローチしていくことが必要であると思います。

施術が治したのではなく、回復する土台があるからこそ身体は変化していきます。

あくまで施術はこれからに向けての環境作りです。

九州に戻られてからの理学療法やリハビリの効果も高まると思います。

春に2度目の手術をし、これまで変わらなかったものが4日間だけでも大きく変化しました。

次に繋げられる施術が出来たかなと思います。

 

同じように身体のことで悩んでいる方もいらっしゃるからと写真・動画撮影、SNSへ投稿することをご協力いただきました。

ありがとうございました。

動画は「たかはしカイロプラクティック」のインスタグラムをご覧ください。