生理的適応力とは身体的、感情的、栄養的、損傷的、そして環境的ストレスに
補正し適応する能力のことを言います。
生まれた時を１００％、死ぬ時を０％と考えると、人間の身体は生きていく中で
様々な損傷、様々なストレスを受け、それを身体は補正し適応して生きています。
そして生まれた時に１００％であった人間の耐性力は何もしない限り少しずつ
減少していきます。
症状は外部・身体の内部からのストレス、損傷に対して適応しきれなくなった時、
もしくはそれに対しての耐性力が無くなった時に現れます。
施術としてはまず症状を出した急性の部分を
落ち着かせ、症状が現れなくなった時に
その急性の症状が出現するまでに
身体に加わったストレス・損傷による
慢性的な症状にもアプローチしていきます。
CHIROPRACTIC 仙骨後頭骨テクニックの解剖学と生理学 p30参照