内臓と身体の関係とは?

内臓と身体の関係

こんにちは。たかはしカイロ院長の高橋です。
寒い日が続くと、手足の冷えや、腰痛や背中の痛みを自覚される方が多く来院されます。

さて、そんな風に冷えを感じるとき、身体の中で何が起こっているのでしょう?
実は『内臓』が不調を起こしていることが多いのです。
内臓と身体は密接な関わりがあります。今日はそんな『内臓と身体の関係』のお話です。

自律神経系をコントロールしている神経は、背骨の中にある脊髄から各臓器へ通っています。内臓の調子が落ちると、関連する背骨の周りの筋や結合組織が固着し、筋骨格のバランスを崩します。またその逆で、筋骨格が怪我などでダメージを受けたときにも、内臓の方へもストレスは加わります。

専門的な話になりますが、人間には、体性−内臓反射、内臓−体性反射、体性−体性反射という神経反射があり、身体はそれぞれ筋・骨格、内臓、脳・神経へお互いに影響を与えています。お腹が痛いとき、皆さん身をかがめるような姿勢をとると思います。それが神経反射です。

また、慢性的に胃にストレスがかかっていると、無意識的に身体はその胃をかばうような姿勢を取っています。
その姿勢が長く続くことで腰痛や肩コリといった症状を作り出している場合が多く見受けられます。

このように、自覚症状のある場所と、原因となっている部位は異なることが多いのです。
症状のある個所も診ていきながら、当院ではそういった内臓の疲れ、体調面のケア、筋骨格的なバランスを整えていきます。