SOT(仙骨後頭骨テクニック)とは

“脳脊髄液の生産と循環を整え、人間の本来持つ自然治癒力を高める施術法です。”

 

SOTはM.B.ディジョネットによって研究、発展してきたテクニックです。仙骨(sacrum)と後頭骨(occiput)の関連性から名づけられました。

 

解剖学的に仙骨と後頭骨には硬膜という膜が強く付着しています。硬膜の中は脳脊髄液(CSF)が流れており、脳脊髄液は脳神経系への外力に対する緩衝剤であり、さらに栄養を供給し、老廃物を外へ運び出す役割もしています。硬膜が付着する仙骨と後頭骨のわずかな動きがこの脳脊髄液の循環のポンプリズム(第一次呼吸メカニズム)の一端を担っており、仙骨と後頭骨がバランスされることで脳脊髄液の循環が滞りなく流れるようになります。このことが身体にとって重要なのです。

日々の疲労やストレスなど様々なストレスがかかることによって土台である骨盤(仙腸関節)、さらには脊柱、頭蓋骨も捻れや湾曲を起こします。
この結果、硬膜にもストレスがかかり、捻れや湾曲が起こることで脳脊髄液の循環が滞り、様々な神経障害を起こしていきます。
SOTは、この脳脊髄液の循環を整えることで、人間の本来持つ自然治癒力を高める施術法なのです。

施術

SOTでは身体に現れる指標(インディケーター)を基に施術していきます。一般的なカイロプラクティックで扱われる骨盤や脊柱だけでなく、身体の指標に応じて、四肢、内臓、頭蓋骨に対しても施術していきます。身体のインディケーターに沿って必要最低限のソフトな刺激で施術していきます。

※腰に症状があったとしても症状を追うのではなく、頭の先から足の先まで施術対象として、あくまでインディケーターに沿って進めていきます。その中で随時、症状や身体の状態の変化を確認していきながら施術を進めていきます。

 

営業について

午前・・・10時~13時 午後・・・14時~21時